留学先の学校へ入学が決定すると、いよいよ本格的な留学準備が始まります。パスポートの申請やビザの取得手続きを行いながら、持っていくものの準備に取り掛かりましょう。

では留学には何を持っていけば良いのでしょうか。今回が初めての留学であれば、海外に一度も行ったことがないかもしれません。その場合、留学以前に海外旅行に必要なものについて知る必要があります。

また、空港で飛行機に預ける荷物が重量オーバーになったり、現地で入手できると思ったものが実際現地に行くとなかったりする可能性があります。そのためにも留学へ持っていくものの一覧を作成し、計画的に準備しましょう。

その手助けとなるように、まず持ち物の準備をする際に役立つ考え方を説明します。また、留学準備の参考として「持ち物リスト一覧」を作成しました。このリストは留学経験者の意見などをもとにしており、留学期間や渡航先などが異なる場合にも対応しています。

まず、持ち物を準備する際の考え方を確認してください。その上で、持ち物リストを眺めながら、それぞれの項目についての解説をもとに自分なりの持ち物リストを作成しましょう。

留学の持ち物を準備する際の考え方

海外留学とひと言でいっても、一人ひとり異なった目的を持ち、さまざまな地域へ留学します。つまり、留学期間・渡航先・留学目的など、留学のカタチは違います。また、留学に行く人も多様で、性格や年齢・性別も異なります。

そういった違いがある中で留学の持ち物を考えると、人それぞれ持っていくものは異なるはずです。短期留学では不要であったものが長期留学では必須かもしれません。渡航先が田舎の場合は、現地で入手できると思っていたものが手に入らない可能性もあります。

また、心配性の人は、万が一のときに備えて予備や余分のものを持参したいと思うでしょう。さらに、若い女性と中年の男性では必要なものも異なるはずです。

それにも関わらず留学に関する本やウェブサイトで持ち物リストを見ると、どれも同じようなものばかりです。あまりに一般的なため、自分にとって必要なものが本当に網羅されているのかよくわかりません。

本やウェブサイトでは、一人ひとりの状況に合ったリストを作成することができません。ここで紹介している留学の持ち物リストであっても、すべての人が必要とするものを網羅することは不可能です。

ただ少しでも実用的な情報になるように、実際に留学に持っていくものをどのように検討すればよいのかを説明します。持ち物リストを見る前に、基本的な考え方を理解しましょう。

留学期間によって考え方は異なる

旅行にしても留学にしても、荷物は少なく軽い方が楽ですし、費用も安くなります。しかし、6ヵ月から1年以上の長期留学についても同様の考え方で良いのでしょうか。もちろんそうではなく、短期留学と長期留学では、そもそも渡航目的が異なるため必要となるものが違うのは当然だからです。

・短期留学では荷物を最小限にとどめる

短期留学は、海外旅行と同様に海外で生活している期間が短いため、日本と同じような快適さを追求するために重たいスーツケースを持参するのは合理的ではありません。

渡航目的は、語学や海外の文化を学ぶために留学している場合がほとんどです。留学期間中は、海外生活様式に慣れ親しむことが短期留学の醍醐味ともいえます。その中には、日本では感じない不便さも含まれており、渡航先の国との違いを実感できる良い機会になります。

しかし、その不便さを回避するために、日本からの持ち物に依存しすぎると留学という機会を存分に活用できません。

たとえば、短期留学の期間中、現地の食べ物が口に合わないという理由から、持参していたカップヌードルやお茶漬けセットばかり食べていたらどうでしょうか。日本では得られない留学先の食文化の楽しみを放棄することになります。また、現地の人たちから見てもあまり良い感情は抱かれないでしょう。

こういった理由から、短期留学では異文化体験を重視し、日本と同じような快適さを求める必要はありません。そのため、短期留学ではできる限り持っていく荷物を少なくするべきです。

・長期留学では荷物は多くても構わない

一方、長期留学は滞在期間が長い人では数年以上になります。留学の目的も、短期の語学留学とは異なり、大学や大学院で専攻科目を学び、卒業することです。それと同時に、卒業後の進学・就職に向けて頑張らなければいけません。

つまり、長期留学では強い精神力が求められます。凄まじいほどの勉強量を外国語でこなし、試験やレポートに追われる毎日が長期間続きます。そのような状況の中では、ストレスおよびホームシック対策として、上手に息抜きをすることが大切です。

その息抜きの方法として、なるべく自分がリラックスした状態で留学生活を楽しめるように環境を整えるべきです。そのため長期留学では、できる限り日本と同等の快適さを求めることが賢明です。

確かに、せっかく海外で長期間生活できるのだから、現地の文化に適応していけば良いという考えもあるでしょう。もちろん人によっては適応能力が高く、日本のものは全く不要になる場合があります。しかし、そうでない場合には、高ストレス状態の中で目的を果たす工夫が必要です。

したがって、長期留学では荷物の量よりも、いかにして快適な留学生活を送るかに着眼して、持っていく荷物を検討するべきです。

しかも長期留学は、短期留学と違って、留学開始後に日本から荷物を送ってもらう時間的な余裕があります。そのため、スーツケースに入りきらないものに関しては、後から送ってもらえるように箱に詰めておけばよいのです。

渡航先の状況も考える

次に、渡航先の国や地域がどこかによっても留学に持っていくものは異なります。

一例として、スマートフォンが非常に高価なものと認識されているアジア圏へ留学する場合には、「スマートフォンを持っている」と知られること自体が危険な場合もあります。強盗対策として、わざわざ以前使っていた古いスマートフォンを持ち歩く人もいるようです。

別の例として、渡航先の地域が田舎の場合、都会で入手できるものが手に入りません。そのため、同じ渡航先へ留学経験のある方や留学エージェントに、自分が必要とするものが現地で入手できるかどうか確認してください。入手できない場合には、持参する必要があります。

自分の性格や体格を考慮する

最後に、持ち物を準備する際には自分の性格や体格などを考慮する必要があります。

・心配性の人は超過分を支払うと割り切る

たとえば、心配性の人と楽天的な人では、持っていくものに大きな違いが出るはずです。持っていけば安心できたはずのものを日本に残して出発したために、留学生活を楽しめないのは本末転倒です。

自分が納得のいく範囲で荷造り(パッキング)をして、航空会社に超過分の費用を支払うだけで楽しい留学生活になるのであれば、そのような選択をしてもいいのです。

・小柄な人は衣類・下着を日本で調達する

次は、体格についてです。西洋の国々では体格の大きな人たちが多いため、衣類を現地で調達しても大きすぎる場合があります。

具体例として、私は小柄なため、就職活動用のスーツと靴を購入するためにアメリカの田舎町で何軒ものデパートをめぐりました。しかし、自分の体に合うものは見つかりませんでした。そのため、州都まで車で2時間かけて行き、やっとの思いでスーツと靴を購入しました。

また小柄な女性の場合は、「下着や水着などが大きすぎて困った」という話を聞いたことがあります。実際、その方は水泳に行くことを断念したそうです。

このように小柄な人については、自分のサイズに合った衣類や下着などを持参する必要があります。

ここまで、持ち物を準備する際の考え方をいくつか説明しました。ただ、他にも個別に必要なものが出てくるかもしれません。しかし、これらの考え方を応用し、以下の持ち物リストに記述してある解説を参考にしながら、自分独自の持ち物リストを作成してみましょう。

持ち物リスト一覧

ここでは、留学に持っていくものを11個のカテゴリーに分類してリスト化しています。

最初の「留学に必ず持っていくべき必須アイテム」は最も重要なものを記載しています。その後に続くリストはカテゴリー別にわけて記載しているため、重要度の高いものが先に出てくるわけではありません。

持ち物の右横にある備考・特記事項の欄は、重要なポイントの解説です。

表の右端の4つの項目(必須・短期・長期・女性)については、以下の通りです。

「必須」の列に〇がついていたら「絶対に必要なもの」、△がついていたら「該当者のみ」もしくは「あれば便利」という意味です。

「短期」は短期留学、「長期」は長期留学の略です。どちらに印がついていても、〇は「必須」、△は「あれば便利」という意味です。たとえば長期に〇がついており、短期に何も印がない場合は、長期留学の場合は必須であるが、短期の場合は不要であることを意味しています。

「女性」の列に〇がついている場合は、女性のみに該当する項目です。

それでは、以下のリストを参考に自分専用の留学持ち物リストを作成してください。

編集して使えるダウンロードファイルも用意しました。

Exelバージョンはこちら

PDFバージョンはこちら

留学に必ず持って行くべき必須アイテム

持ち物 備考・特記事項 必須 短期 長期 女性
パスポート ・残存有効期間を必ず確認(おおよそ3~6ヶ月以上が必要)

・長期滞在の場合は、滞在予定期間より長い残存有効期間を要求されることもある

・ビザはパスポートの査証欄に発行される

パスポートのコピー ・紛失した場合に必要なため、パスポート(原本)と一緒に管理しない
証明写真1枚 ・パスポートを紛失した場合に必要(サイズ:縦45㎜×横35㎜)

パスポート(原本)やコピーと一緒に管理しない

航空券 ・帰国便の予約確認書(ビザを所有していない場合は必須)
入学許可証 ・I-20などとよばれるフォーム
入学許可証のコピー ・重要な書類は必ずコピーをとる
現地通貨 ・少額紙幣とコインのみ(例:20ドル、10ドル、5ドル、1ドル紙幣、コイン)

・日本の銀行で両替する際には、高額な「外貨パック」を1セット注文するよりも少額な「外貨パック」を複数セット注文するとよい

例:ゆうちょ銀行の外貨宅配サービス

500USドルパック:100ドル札×3枚、50ドル札×2枚、10ドル札×9枚、1ドル札×10枚

100USドルパック:20ドル札×3枚、10ドル札×2枚、5ドル札×1枚、1ドル札×5枚

つまり、500USドルパックを1セットではなく、100USドルパックを5セット注文するとよい

・「外貨パック」ではなく、少額紙幣のみで両替できる「外貨両替ドルユーロ」という17種類の通貨を扱うサービスもあり、銀行の為替レートよりお得

日本円 ・帰国時の交通費と食事代(帰国後すぐに日本食を食べられる)
クレジットカード VISA・Masterカードは大抵どこでも使用可能だが、JCB・Amexは使えないお店も多い
国際キャッシュカード・デビットカード ・国際キャッシュカード・デビットカードとは、海外のATMで日本の口座から直接現金を引き出すことができるサービス

・金融機関により換算レート、手数料、年会費などが異なる

渡航前に海外利用を可能にする設定、出金限度額の確認をする

クレジットカード、国際キャッシュカード・デビットカードなどの控え ・番号、有効期限、発行期間への連絡先を控えておく
保険証書 ・海外旅行損害保険証書、留学保険証など
現地の主要連絡先 ・ホームステイ先・学校の連絡先(住所と電話番号)
日本の運転免許証 ・持っている場合は、パスポート以外の身分証明書として使用
国際運転免許証 ・車を運転しない場合でも、顔写真入りの英文身分証明書として使用可能
英文の銀行残高証明書

(ワーキングホリデーの場合のみ)

・カナダ、オーストラリア、ニュージーランドなどワーキングホリデー・ビザにて入国時に提示(要求される可能性は低いがゼロではない)
英文診断書および薬

(持病のある場合のみ)

・英文診断書とは、トラベルカルテとも呼ばれ、かかりつけ医の書類をもとに必要項目を英訳した国際標準の書類

・症状が重く薬を手放せない状態にある方は、英文薬剤証明書を用意。入国時の手荷物検査で白い粉薬や注射器などを持参している場合、厳しい取り調べを受けたり没収されたりすることがある

ESTA登録

(ビザなしでアメリカへ渡航する場合のみ)

・ESTAとは、Electronic System for Travel Authorizationの略で、電子渡航認証システムという意味

・90日以内の滞在目的で旅行する場合はビザが免除されているが、米国行きの航空機や船に搭乗する前に渡航認証をオンラインで受ける必要がある

eTA登録

(ビザなしでカナダへ渡航する場合のみ)

・eTAとは、Electronic Travel Authorizationの略で、カナダに6カ月以内の滞在目的で旅行する場合はビザが免除されているが、カナダ行きの航空機に搭乗する前に渡航認証をオンラインで受ける必要がある

以上が必須アイテムです。貴重品の管理には十分気を付けてください。

次は、勉強道具のリストです。

勉強道具

持ち物 備考・特記事項 必須 短期 長期 女性
筆記用具 ボールペン、シャーペン、蛍光マーカー、消しゴム、ノート、ルーズリーフ、ふせんクリアファイルなど

・あれば便利:ふせん、クリアファイル

・現地の人たちとの交流に便利:和風レターセット、はがき、折り紙、おもしろい形の消しゴム(寿司)

・いつも使っている文房具が手放せない場合は必須(例:日本の26穴ルーズリーフのようなものは海外にはない)

・留学先の文房具を試してみたい場合は最低限のものを持参

ノートパソコン ・短期留学では不要な場合もあるが、持っていると便利

・長期留学の場合は現地で購入することも可能(キーボード配列など日本のものとは異なる)

・Mac、Windowsどちらでもよい

ICレコーダー ・授業中の音声を録音
ヘッドセット・ヘッドフォン 図書館でICレコーダーや英語の音声を聞く際に必要
辞書 ・電子辞書、スマートフォンの辞書アプリ
手帳 ・時間管理に活用

・現地で購入することも可能だが、お気に入りのものがあれば持参

友人の住所録 ・現地からはがきを出す場合に必要
英語の参考書 ・英会話集、文法書、単語集など自分のレベルに合わせて持参
就職・転職活動に必要なもの ・就職活動の手引きとなる資料、日本の履歴書用紙、履歴書用の証明写真、印鑑など

英語の参考書などは、デジタル化したものをUSBメモリやインターネット上に保存し、パソコンやスマートフォンからアクセスできるようにすると荷物を減らすことができます。

パーソナルケア用品

持ち物 備考・特記事項 必須 短期 長期 女性
ヘアケア用品(髪) シャンプー、リンス、コンディショナー、整髪料、ブラシ、ヘアバンド・ヘアピン、ドライヤー、ヘアアイロンなど

・シャンプー、リンス、コンディショナー、整髪料は現地でも入手可能だが、いつも使っているもの・日本製のものがよい場合は持参。現地入手する場合は、最初の数日分のみ準備

・ドライヤー・ヘアアイロンなどを持参する場合は、変圧器が必要(渡航先によって電圧が異なる)。現地で借りることができる場合は、持参しない

化粧品 化粧水、乳液、ファンデーション、口紅、マスカラ、メイク落とし、あぶらとり紙、マニキュアなど

・現地入手する場合は、最初の数日分のみ準備

海外では控えめなメイクを心がける

フェイシャルケア用品(顔) 日焼け止め、洗顔料・石鹸、リップクリーム、手鏡など

男性は、髭剃り・電気シェーバー、ローション、アフターシェーブなど

・現地入手する場合は、最初の数日分のみ準備

ボディーケア用品(体) ボディーソープ、ハンドクリーム、スキンローション(保湿用)、爪切り、耳かき、綿棒、毛抜き、体を洗うボディータオルなど

・ほとんどのものは現地で入手可能なので、最初の数日分のみ準備

「耳かき」と「体を洗うボディータオル」は、日本のものなので必ず持参

デンタルケア用品(歯) 歯ブラシ、歯磨き粉、デンタルフロス、歯間ブラシなど

・現地で入手可能なので、最初の数日分のみ準備

アイケア用品(目) コンタクトレンズ、コンタクト保存液、眼鏡、眼鏡ケースなど

・コンタクトレンズは処方箋が必要な場合が多いため、長期留学の場合は予備があると良い

・当然、視力のよい人は不要

必要と感じるものは人それぞれ異なるため、参考にしてください。

日常生活用品

持ち物 備考・特記事項 必須 短期 長期 女性
ホーム用品 バスタオル、フェイスタオル、スイムタオル、ハンカチ、ポケットティッシュ、ボックスティッシュ、ウェットティッシュ、除菌ティッシュ、ハンガー、S字フック、小型アイロン、懐中電灯、マスキングテープ、折りたたみ桶、裁縫道具など

・ほとんどのものは現地で入手可能、もしくは持っていく必要性が低い

・あれば便利:スイムタオル(スイムタオルとは吸水性の非常に高いタオルで絞るだけで吸水性が回復し、乾くと固まるもの)、ポケットティッシュ

洗濯用品 洗濯ネット、洗濯ロープ、洗濯用洗剤など

・あれば便利:洗濯ネット(海外の洗濯機では衣類が傷みやすいため)

・洗濯用洗剤は、現地で入手可能

生活用品 ビニール袋、ゴミ袋、エコバッグ、折りたたみ傘、レインコート、マスク、トイレットペーパー、携帯用ウォッシュレット、目覚まし時計、虫よけ、ポケットカイロなど

・車での移動が多い地域では、傘は使用頻度が低い

キッチン用品 保温タンブラー、割りばし、お皿、使い捨てカップなど

・現地で入手可能

旅行用品 圧縮袋、アイマスク、耳栓、デジタルスケールなど

・あれば便利:圧縮袋

生理用品 ・海外製品よりも日本製の方が品質がよい

必要と感じるものは人それぞれ異なるため、参考にしてください。また、同じ学校へ留学する友人を知っている場合は、協力して持っていくことも検討しましょう。

衣類・履物・カバン類

持ち物 備考・特記事項 必須 短期 長期 女性
衣類(トップス) タンクトップ、Tシャツ、長袖シャツ、セーター、パーカー、ジャケット(厚手)、ジャケット(薄手)、ウインドブレーカー、ダウンジャケットなど

・特にこだわりがない場合、現地で入手可能なので最低限のものにする

衣類(ボトムス) ジーンズ、7分丈パンツ、短パン、スカートなど

・特にこだわりがない場合、現地で入手可能なので最低限のものにする

女性は、スカートよりもジーンズやパンツの方が安全

衣類(フォーマル) スーツやワンピースなどフォーマルなものを1着

・パーティーなど開催時や高級ホテル・バーを訪れる機会がある際には必要

小柄な方は現地で入手しようとしても自分に合うサイズがない可能性が高いので要注意

衣類(下着類) 下着、靴下、ストッキング、水着など

小柄な方は現地で入手しようとしても自分に合うサイズがない可能性が高いので要注意

衣類(小物類) 帽子、サングラス、手袋、マフラーなど

・必要であれば、できる限り現地で入手する(思い出の品にもなる)

履物 靴(フォーマル用)、靴(スニーカー類)、サンダル、スリッパなど

室内で靴を履いたまま過ごすのが苦痛に感じる場合が多いため、サンダルやスリッパを活用

・あれば便利:ビーチサンダル(シャワールームが非衛生的な場合)

カバン・バッグ 通学用バックパック、外出用カバン、折りたたみバッグ、エコバッグなど

・あれば便利:折りたたみバッグ(急に荷物が増えたときに活用)、エコバッグ(スーパーの買い物)

・原則として、日本から現地へ移動時に使用したカバン・バッグを使う

小物 腕時計、財布など

ブランドものは避け、目立たないものを使用

万が一盗難にあっても困らないように、2つ以上の財布にお金・クレジットカードを入れておく

・あれば便利:コインケース(留学当初は、お札ばかりで支払いをするため、小銭がたまってくる。慣れたころに小銭で支払いをしやすくするため)

衣類は現地調達しやすいので、最低限に抑えてください。ただし、小柄な人で大きなサイズの衣類を着ることに抵抗がある場合は、日本から持参したほうがよいでしょう。

電化製品

持ち物 備考・特記事項 必須 短期 長期 女性
電源類 コンセント変換プラグ、変圧器など

・電化製品を電源につなぐ際のコンセントの形状は、国によって異なるため変換プラグが必要。どの国の形状にも対応するマルチカントリー仕様のものを選択すれば海外旅行時にも使用できる

・変圧器はヘアドライヤー使用時に必要

携帯電話 SIMフリーのスマートフォン、防水ケース、盗難防止ストラップなど

・スマートフォンは、電話としてだけではなく、カメラ、辞書、その他アプリを活用できる

・SIMは現地で購入可能

・プリペイドの携帯電話を現地で購入することも可能

モバイルネットワーク設定など、現地到着時に設定変更しないと高額な通信費用がかかるため要注意

・あれば便利:防水ケース(留学先が海の近くの場合)

・アジア圏への留学時は、盗難防止ストラップをつけておいたほうが良い

Wi-Fi ・Wi-Fi機器および契約

・日本から海外で使用可能なWi-Fi契約をし、機器をレンタルする

・現地のフリーWi-Fi環境を活用すれば不要だが、電話やインターネットを多用する場合は、現地でWi-Fi契約をすることも可能

カメラ カメラ、カメラとパソコンをつなぐケーブルなど

・携帯・スマートフォンで代用、もしくは小型のもの

メモリカード USBメモリ、SDカード、カードリーダーなど
ケーブル類 電源延長コード、HMDIケーブル、LANケーブルなど
バッテリー類 モバイルバッテリー、電池など

・あれば便利:充電式のモバイルバッテリー

・電池は現地で入手可能(英語で、単3乾電池はAA battery、単4はAAA batteryという)

バッテリーやケーブル類は、コンパクトに荷造りするための収納ケースに入れると便利です。

薬類

持ち物 備考・特記事項 必須 短期 長期 女性
薬など 風邪薬、胃腸薬、便秘薬、下痢止め、頭痛薬、鎮痛剤、抗生物質、傷薬、虫刺され薬、目薬、バンドエイド、酔い止め、のど飴など

・胃腸薬、便秘薬、下痢止め、目薬などは、使い慣れたものを持参、その他は現地入手でよい

サプリメント サプリメントなどの栄養補助食品

・慣れない食事で栄養が偏る場合は、サプリメントで補う

・ビタミン類(青汁など特殊なもの以外)は現地でも入手可能(英語でビタミンの発音は「バイタミン」となるので要注意)

薬に関しては、現地の生活に慣れるまでは日本製のものを使用したほうが安心です。

食品関連

持ち物 備考・特記事項 必須 短期 長期 女性
日本食 味噌汁、レトルトカレー、ごはんパック(レンジ用)、カップ麵、スパゲティの素、梅干し、のり、お茶漬けの素、しょうゆなど

・留学先にアジア系スーパーがあれば入手可能なものが多い

肉類が原料に入っている場合は、没収される可能性もある

調理器具 ・炊飯器(小型サイズ、電子レンジ用)、シリコンスチーマー、巻きす、さい箸、しゃもじなど

・どうしても必要でない限り持参しない

食品の持ち込みが難しい国もありますので、注意してください。例として、ニュージーランドやオーストラリアは厳しいといわれています。

あると便利な持ち物

持ち物 備考・特記事項 必須 短期 長期 女性
現地の人との交流に役立つ 日本の文房具、浴衣・甚平・ハッピ、扇子、日本を紹介する本、50円玉・5円玉、家族の写真、日本食のレシピなど

・日本文化を紹介しやすいアイテムは現地の人との交流に役立つ

・穴が開いたコインは珍しいので、50円玉・5円玉は話題性がある

・家族の写真はホストファミリーとの会話に活用

・日本料理をふるまう機会を作るとよい(レシピはインターネット上にあるため持参する必要はない)

プレゼント ホームステイ先にお土産・プレゼントなど

・ホームステイ先に日本風の「お土産」を渡すよりも、帰国時に「お礼の品」として気の利いたものを現地で入手したほうが感謝の気持ちが伝わりやすい場合がある(ホストファミリーの好みや家族構成などをきちんと把握し、メッセージカードをつけてプレゼントを渡すため)

ホームシック対策 Skypeプレカ、日本のTV番組を録画したもの、日本の小説など

・長期留学でホームシックにかかりそうになったら活用

観光グッズ 自撮り棒(スマホなどをつけて自分を撮影できる棒のこと)、旅行ガイドブックなど

・留学中の旅行時に役立つ(机にむかっているときだけが勉強ではない)

自撮り棒を使用中に崖から落ちたり、人にぶつかったりするため、周囲の状況などに要注意

長期留学では、快適な生活を送れるように環境を整えましょう。ただし、息抜きのつもりで持参した日本のものに逃避し、勉学がおろそかにならないように注意してください。逃避傾向があると自覚している場合は、あえて禁欲的な生活習慣に徹することも重要です。

安全性を高める持ち物

持ち物 備考・特記事項 必須 短期 長期 女性
自分を守る 防犯ブザーなど
荷物を守る(移動中) 南京錠(2~3個)、チェーンロックなど

・バックパック・リュックサックなどのファスナー部分に南京錠をつける

・複数で行動している場合は、荷物の見張り番を頼めるが、一人で行動せざるをえないときはチェーンロックを使い、荷物を柱などにくくりつけるとよい

安全な渡航・留学生活になるように細心の注意を払いましょう。

趣味・嗜好品

持ち物 備考・特記事項 必須 短期 長期 女性
たばこ ・アジア圏以外では、日本の方がたばこの価格は安い場合が多い

・免税店で購入する場合は、渡航先の国に持ち込めるカートンの数を確認する

趣味 楽器、運動用具、iPad・iPod・MP3プレーヤーなど、ゲーム機、漫画など

・三味線など珍しい楽器が弾ける場合や何らかの特技がある場合は、現地で友達を作るためのアイテムとして持参するとよい

長期留学では、自分の特技を披露するチャンスがあるかもしれません。私の日本人の友人は、留学先の文化祭で空手の演武やピアノ演奏を披露していました。

以上が留学の持ち物リスト一覧です。これらのリストをたたき台として、自分独自の持ち物リストを作成しましょう。

ここに記載のないものに関しては、自分の留学期間や性格などを考慮した上で、持っていくかどうかを判断してください。オリジナルの持ち物リストが完成したら、忘れ物がないようにチェックシートとして活用しましょう。持ち物の準備は、留学直前になってあわてることがないように、早めに取り掛かってください。